理事長所信

【はじめに】
 八尾青年会議所が、新たにこの八尾の地に産声を上げ今年で6年目を迎える年に、理事長の大役を仰せつかることとなり、先輩方が培ってきた友情や歴史、英知と勇気と情熱を絶やすことなく引き継ぎ、新たな魅力を創出し伝えていく責任に身が引き締まる思いです。
青年会議所の活動期間は20歳から40歳までと限られています。在籍期間の長短はありますが、その限られた期間の中で生涯の友と呼べる会員と出会えるチャンスも青年会議所の醍醐味の一つです。
 私は、2013年5月に自身を磨き、新しい仲間を見つけるため、八尾青年会議所に入会いたしました。「明るい豊かな社会の実現」のために活動している先輩方を見て、すぐにはその意義を理解することは出来ませんでした。しかし例会や事業を重ねる中で、支え、助け合い、成長することの出来る場所であり、熱い志を持つ仲間が集う魅力あふれた団体だと感じるようになり、私も誇りをもって青年会議所活動に邁進して行く決意をしました。
このような素晴らしい活動を行う魅力高い八尾青年会議所、そのメンバー一人ひとりが、熱い思いと誇りを持って、その魅力を地域社会に発信することは、「明るい豊かな社会の実現」に繋がると私は確信しています。どんなに優れた人でも、一人で出来ることには限界があります。同じ志を持った八尾青年会議所メンバーが、一致団結すれば大きな力になることは間違いありません。 個々の力では出来ないことも、仲間とともに切磋琢磨し、共に成長しながら活動して行けば、地域に必要とされる運動が必ず成し遂げられると考えます。

【勇往邁進~未来を担う同志と共に前を向いて一歩ずつ~】
 青年会議所が掲げるスローガンとは一年を活動する団体の理念や運動の目的を簡潔に言い表したものです。理事長が掲げるスローガンを全員で理解、共有し、活動を行うことが大切だと考えます。本年度掲げるスローガンには、地域の活性化を担う青年会議所として、勇気を持って目的に向かい、突き進むことの意味を含め「勇往邁進」という言葉を掲げ、未来を担う同志と共に前を向いて一歩ずつ進んで行くということを本年度のスローガンに思いを込めました。        青年会議所活動は何かを与えてくれるところではなく、自らが勇気を出し、何かをつかみ取るところであり、また、そのチャンスを提供することの出来る団体です。人から言われたから活動に参加するのではなく、常に能動的に目的意識を持って活動することが、自己成長にもなり、家族にも会社にも還元出来る気づきを得られます。そしてその活動こそ「明るい豊かな社会の実現」に向けて前進することが青年会議所のあるべき姿だと考えます。勇往邁進、共に勇気を持って目的に向かい一歩ずつ明るい豊かな社会の実現に向けて歩んでいきましょう。

【会員拡大こそがさらなる前進】
 現在日本が抱える人口減少・少子高齢化など様々な問題は、我われの取り巻く環境が日々大きく変化しております。青年会議所活動においてもこの取り巻く環境の変化に伴って、変化に対応できる団体、変化に臆することなく志高く活動して行く必要性があります。組織としての成長と、まちづくりを真剣に考え、次世代を担う子どもたちが未来に向けて夢や希望を持ち、心身ともに健康な成長をするためには、幅広い青年会議所活動を展開していかなくてはなりません。そのためには広く会員を求め、より地域と連携することが出来る存在でなければなりません。何事にもめげずに、地道に拡大運動を重ねて行くうちに、数は力となり八尾青年会議所としての活動や魅力が地域社会に対して大きなインパクトを与えます。拡大こそがさらなる前進、冒頭で記載したようにどんな優れた人材でも一人の力では出来ることが限られてきます。だからこそ一人でも多くの同志を求め、焦らず一人ずつ確実に拡大することが重要です。そしてその同志と共に成長し活動することによって初めは小さな蕾でも、のちに大きな花を咲かせ、地域に笑顔と元気をもたらすと確信しております。そのためには、メンバー一人ひとりが会員拡大への意義・目的・必要性を常に共有し、具体的な行動を起こさなければなりません。昨年は会員拡大会議を重ね、入会見込者を集った食事会を行うことで、少しずつ拡大への成果が表れてきました。本年度もその経験を活かし会員拡大会議や食事会を継続し、拡大への意義や目的意識の向上をはかり、本年度は10名の新規入会をめざします。未来を担う同志と共に、この運動を引き継いで行くためにも、メンバー全員が積極的に会員拡大へ取り組んでいきます。

【地域と共に一歩ずつ前進】
 我われ青年会議所活動を行えるのは、家庭・企業・様々な各種団体の支えがあって成り立っているものであり、感謝の気持ちを持ちながら活動し、同時に青年会議所で培われた力を地域社会へいかに貢献するかを考え行動することが必要です。八尾青年会議所では、地域との交流をはかる様々な例会や事業を行ってまいりました。しかし、時代の流れが目まぐるしく変わる今は、人々のまちづくりに対するニーズや価値観も多様化し、我われ自身も地域の現状を把握しながら取り組む必要があります。我われが活動する八尾市は、豊かな自然、恵まれた気候・古くから伝わる歴史・文化・伝統や特産物を有した魅力ある地域であります。これらはまちづくりを行う上で重要な要素であり、その価値を改めて認識すると共に、さらなる輝きを増しながら豊かに育んでいくことは、地域の活性化をはかる上でもっとも大切なことです。地域のことを本気で考え、具体的な行動を起こすために、地域に関わりの深い人、各種団体や、その地域の魅力を高める、広める当事者である人たちに対する動きというものが必要になります。本年度は地域のさらなる発展をめざし、我われ八尾青年会議所メンバー一人ひとりが地域の夢を語り、活性化や発展に向けて原動力となり、青年らしく大胆かつ積極的な活動を行い、地域と共に一歩ずつ前進いたします。

【国境を越えてさらなる友情の前進】
 日本は1980年代以降、経済のグローバル化の進展により国境を越えた人の国際移動や国際交流が更に活発化してきております。我われ八尾青年会議所でも国境を越えた国際交流として姉妹JCである韓国大邱青年会議所があります。韓国大邱青年会議所とは国境を超えた52年という長い交流を通じて、有益な情報交換、相互文化理解は、先輩方が培ってきた歴史や友情の賜物です。グローバル化の発展によりさらにエスカレートする国際交流や相互文化理解は我われ青年会議所にとっても重要なことだと考えます。我われが国際感覚を持ち人的・物的な交流の橋渡し役となり、今日まで培ってきた長い友情という名の灯を絶やすことなく、さらなる国際交流をめざします。そして、昨年には八尾市と大邱広域市中区が姉妹都市として調印される運びとなりました。我われも八尾青年会議所の一員として国際的な責任を自覚し、大邱広域市中区との人財や文化交流を深め、お互いの地域の特性を活かしあう未来に向けて地域の存在感を増していくことが大切だと考えます。そして友好JCである韓国大阪青年会議所とは、長きに渡り共に成長してきた仲間です。友好JCであることを誇りに思い、さらなる友好関係を育む必要がございます。本年度もその友好関係をさらに向上させるためにも、合同例会を開催し、広い視野と新たなる感性をもって強固たる友好関係を築いてまいります。

【未来を担う子どもたちのために】
 我われを取り巻く環境を見てみると急激な少子高齢化、人口減少が大きな問題として取り上げられています。そして未来を担う子どもたちにもインターネットやSNS、ゲームなどが急激に普及し、間接的コミュニケーションなど、大人には見えない人間関係が急速に拡大しました。これらが子どもたちの直接体験や人間関係力の低下に拍車をかけております。このように目まぐるしく子どもたちの周辺環境を変化させたのも我われ大人の責任だと思います。そのためには、まずは大人から次世代を担う子どもたちに教育環境を創らなくてはなりません。日本人であることに誇りを持ち、日本の美徳や道徳を丁寧に理解する機会を増やして行くことが必要だと考えます。我われ青年会議所には日本の伝統スポーツである、わんぱく相撲がございます。そこには相撲を通じて、礼儀礼節や勝負の厳しさ、そして負けるくやしさ、絶対に諦めない気持ちを体験できるのが、わんぱく相撲八尾場所です。昨年には100名を超える子どもたちが汗と涙で感動させてくれました。その無邪気な子どもたちの笑顔は地域のたからです。そのたからを探すのも、守るのも我われ八尾青年会議所としての使命です。本年度わんぱく相撲八尾場所も多くの地域関係者と協力し事業を継続してまいります。

【創立5周年を迎えるために】
 八尾青年会議所は本年度創立5周年を迎えます。先輩方が築いてきた大切な基盤を再確認することは、周年の年には非常に重要であると考えます。創立以来多くの先輩方が培ってきた歴史や運動の実績があってこそ、そして多くの各種団体のご協力があったからこそ、今日の礎が築かれてきたものであります。青年会議所メンバーは常に他人を思いやり、感謝し、誇りを持ち活動していくことが大切であります。どの時代においても我われは、常にこの高い志を持ち、活動してきたことに間違いはありません。何十年と言う長い歴史がある団体ではございませんが、地域を誇りに思う心と、友情という固い絆で結ばれた団体でもあります。高い志と、地域を思う心が一つになれば経験の長短は関係ありません。5周年を迎えるにあたり、八尾青年会議所メンバー全員で心を一つにし、地域の発展のため、そして自己成長のために行動を起こすことが大切です。メンバー全員が一丸となり目標に向かえば新たな一歩を踏み出すことができ、5周年記念式典と記念事業をすばらしいものに創りあげられると信じております。

【結びに】
 我われは家庭・企業・様々な各種団体と関わりながら生きています。その中でメンバーにはそれぞれの困難や試練が数多く立ちはだかっていると思います。しかし困難や試練は越えられる人にしか訪れないという言葉があります。自分の力を信じ、仲間を信じ、今しかないこの時間を、覚悟と情熱を持って本気で挑んでいけば、どんなに大きな試練が立ちはだかっても、必ず成し遂げられると信じています。成功から学ぶよりも、失敗を恐れず本気で挑戦することから得ることのほうが大きな成長に繋がるものと考えます。青年会議所は本気で挑戦し何かを成し遂げたときに、新たな自分と向き合えることができる素晴らしい団体だと思います。その成長こそが、地域の発展や自己成長になり、明るい豊かな社会の実現に向けて近づいて行くと信じています。40歳までという限りある時間の中で、その瞬間を大切に、諦めない心と悔いのない行動で、臆することなく挑んでまいります。

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